先日このようなご質問をいただきました。
いつもと同じ豆を淹れたのに、何か味が違う気がするんですけどなんででしょうか?
コーヒーの味が変わる要因は無限にあります。以前のご質問で、湯温の変化についてブログを書いてます。もしまだお読みでない方は、事前にお読みいただくとわかりやすいかもしれません。
FAQ vo.6 コーヒー抽出時の湯温について
さて今回のご質問ですが、特定の条件を変えていないのに、味が変わった気がする。ということのようです。特定の条件とは
- いつもと同じ豆を
- いつもと同じように計り
- いつもと同じように挽き
- いつもと同じ湯温で
- いつもと同じ抽出時間で淹れた。
おおよそこのような条件一致でしょうか、厳密にはさらにいくつかの条件があると思いますが、一般のご家庭なら十分だと思います。
ではここからが本題です。
「なぜ味が変わるのか」
実は上記以外に重要な条件があるのです。それは
「感じ方」です。
当然ですが、変わったのは正確には「変わった気がする」であり、飲み手であるヒトが変われば、豆や淹れ方が同じでも変わった気がするのは明白です。
ヒトは体調や環境、季節、天候など様々な変化を感じています。そしてその変化は時に味覚も大いに変化するものです。
味が変わったのは自分という「内的要因」「感覚」が変化した故なのか?
はたまたコーヒーや、保存方法、淹れ方など「外的要因」「物体」が変化したのか?
ほんとコーヒーってわからない世界ですよね。
だから楽しいんですけど!