こんにちは
中米から帰国して、時差ぼけ生活のまま早寝早起きを続けている店主でございます。
さて、5/18~30日まで、4年ぶりに中米に行ってきました。
Mexicoを経由してHonduras,El Salvadorの2カ国を訪問してきました。今回は、Honduras編です。
すでに当店に馴染みのある方はHondurasは認知いただいてるお客様も多いと思いますが、一般的にはまだまだ知られておらず、「どこ行ってきたの」という会話で「ホンジュラスです」というと「...南米?」というリアクションを結構な頻度で帰ってきます。
そんなHondurasですが、RIO COFFEEでは2010年から毎年販売しており、2017年からコロナ禍を避けて毎年訪問している馴染み深い生産国です。今回は2泊3日の強行スケジュールで買付&農園視察に行ってきました。
訪問するエリアはHonduras北西部にある、第二の都市San Prdro Sulaから南に30kmほど下った Santa Barbara エリアです。
Santa Barbaraはホンジュラス屈指のコーヒー栽培エリアで、山と湖に囲まれています。湖からの湿度が山に当たることで霧に包まれる微細気候ならではの風景は画像では伝えきれない独特の風情があります。
さて、そんなHondurasでは、毎年お世話になっているSAN VICENTEというBeneficio(農協的な処理場と思っていただければ)をまず訪れ、そこでカッピングを行います。SAN VICENTEとは2010年からの付き合いで、自ら農園を経営する傍ら、地域の農園と連携をはかってSantaBarbaraの認知拡大に努めてきました。今ではアメリカを中心に世界中のロースター・バリスタから注目されているエリアで、今回もPortlandの有名ロースターのHeart Coffee Roastersが来ていました。
*SanVicenteが経営するカフェEl Doraoでの様子
今回はEl Salvadorで開催されるCup of Excellenceに参加するため、ほぼ1日の滞在でしたが、36カップのカッピングを行いました。もちろん素晴らしいコーヒーがありましたので、到着を楽しみにしていてください。
さて、我々が到着する週にHondurasでもCup of Excellenceが開催されていました。(ちなみに翌週がEl Salvador,さらにその次週がNicaragua )
そこで、なんと先月まで販売していたEdgardo TinocoのPino de Oro農園が優勝しました!!!
Pino de Oroは2011年にも優勝しており、その時の感動が忘れられず、最も取り扱いたい農園の一つだったのですが、長らくアメリカの農園が購入しており我々が買うことができなかったのです。そんな状況の中、2020年にコロナを境に一時的にアメリカでの取引が減少した結果、我々との取引が可能になりました。
そんなPino de Oroにお祝いも兼ねて、カッピングの後に訪問してきました。
Pino de Oro の隣には現在販売しているDon Juanの農園があります。
Juan Contreras と Edgardoは農園仲間で、二人で試行錯誤しながら切磋琢磨している様子が垣間見えました。
そんなHondurasのコーヒーをRIO COFFEEでは毎月販売しています。現在はB. Cabanas とD. DonJuan で、どちらも農園主はJuanContrerasです。
今回買い付けるコーヒーは秋冬の入港ですが、それまでも昨年末に入港した魅力あるロットがストックしていますのでご期待ください。