Barista Q&A 2 「一流に習え」

どうすればカッピングが上達しますか?

先日あるバリスタ見習い?からこんな相談を受けました。
(バリスタ!って胸張って言える人がまだまだ少ないですよね、遠慮がち。だからこそこのブログの意義があるのです)

カッピングという行為は大変奥深いものです。
自分という主観が、コーヒーという液体をできるだけ客観的に判断し評価する。
そしてその客観視した主観は、他者の客観的主観と連動し受け入れつつ、自分の主観は明確でなければならない。

こう記すとまるで修行のような行為です。だからこそ何が正しいのか迷うのは当然だと思います

 ではこの質問に私はこう答えました。

上達の秘訣は「量」× 「質」

そんなことは大半の人がわかってますよね。
質ってなんやねん質って!それがわからへんから聞いてんねん!!

そんな心の声が聞こえてきそうです。

前回の投稿では「量」をこなすことを書きましたが、根底には「基礎」が理解できての話です。基礎がわかると質は上がります。

質を上げるには、質がわからなければいけません。
質がわかるためには、質がわかる人に教わらなければいけません。
質がわかる人に教わるには、わかる人に出会わなければいけません。
質がわかる人に出会うには、、、、

私の答えはシンプルです。わかる人、つまり「一流に習え」です

自分で考えてわからないなら、わかる人に聞く、習うしかありません。


実は私のこのような考えは昔からなんです。

私がコーヒーの世界に入る前はゴルフを行っていました。
高校生だった私が最初に就職する会社を選んだのは、当時世界最小スコア記録保持者のプロが在籍するゴルフ場でした。

その次の修業先は、賞金王のコーチをしていた日本で初めてのプロコーチでした。プロスポーツの世界は完全実力の世界です。
私は一流の師に教わることで、逆に自分の実力を悟り、早々に諦めてコーヒーの世界に飛び込んだわけです。

次に私が興味を抱いたのがエスプレッソ。そしてバリスタです

私がバリスタとして最初に務めた会社は、当時の日本チャンピオンの在籍する会社でした。そこでは特に技術を習うことはなかったのですが、そのぶん自分で考えること、そして量がこなせる環境があったわけです。

そしてその会社を2年ほどで退社し、自分で店を開店しました。
ただ当時はスペシャルティコーヒーは扱っておらず、イタリアから焙煎豆を輸入していましたが、次第にスペシャルティコーヒーに興味を持ちはじめて、今の焙煎所を開店することになるのです。

その時ですが、

焙煎は独学ではじめました。

これは一流に習え!と矛盾するように聞こえるかもしれませんね。
しかしバリスタとしてエスプレッソの抽出(調理)を理解していた私は、焙煎という調理でも基礎がわかれば独学でもできると思ったのです。

ただし焙煎結果の良し悪しがわかるためには、カッピングができなければいけません。そこでカッピングの重要性を知った私が、スペシャルティコーヒーの基礎を教わったのは、この業界に携わる人なら知らない人はいないであろう先生です。

こう記すと、めちゃくちゃ恵まれてますね。僕の人生(笑)

 あなたがどこを目指すのかによって選択は変わると思います。


一流に習ったからといって、必ず一流になれるわけではありません。

しかし

山の頂きを知らなければ、裾野には広められないのではないでしょうか

今もわたしは尊敬する一流の方から、生き方を教わっています。

みなさんが、もし迷いがあるのなら、ご自身の心の声に従って
この人だ!と思う方の門を叩いてみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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