ニカラグア ブエノスアイレス農園
毎年大人気のブエノスアイレス農園
【ハニープロセスについて】
私たちが普段目にするコーヒー豆は、
コーヒーノキになるコーヒーチェリーと呼ばれる果実の種です。
果実は外側から
[皮→果肉→ミューシレージ(粘液質)→殻→種子(コーヒー豆)]という構造です。
コーヒーチェリーを収穫後、コーヒーの種を取り出すために
精製が必要になり、
大きく2種類に大別されます。
①ウォッシュドプロセス
皮、果肉、ミューシレージを水で洗い流してから乾燥工程を行う精製方法です。
すっきり透明感のある味わいのコーヒーになるのが特徴です。
②ナチュラルプロセス
果実のまま乾燥させる。
華やかな甘い香りをもつ個性的なコーヒー。
そしてハニープロセスとは、ウォッシュドプロセスとナチュラルプロセスの間をとったようなプロセスです。
ハニープロセス
果肉のみを除去し、ミューシレージ(写真で光っている粘液質)を残したまま乾燥工程へ進むプロセス
味わいとしても、ウォッシュドよりも個性を持ち、ナチュラルよりも
クリアな印象のコーヒーが多いです。
【農園情報】
現在4代目にあたるLuis Emilio, Olman兄弟が運営している
カップオブエクセレンス常連のトップスペシャルティコーヒー農園です。
オルマン氏の「Everyday Improve!」という言葉通り、
品質向上には徹底しており、完熟チェリーだけを収穫するようにしています。
①さらに未完熟のチェリーが混ざっていないかを確認した後に、ウェットミルに進む。
②パルピングマシーンで果肉除去されたパーチメントは発酵槽に16〜17時間水に浸けられる。
③翌日水を抜いてから水路を通り再度新しい水で洗いながら、同時に比重選別。④その後、車で15分程度のところにあるドライミルへと移動。品種、精製プロセスなどを個々に管理しながら乾燥。
こういったプロセスを経た、Buenos Airesのコーヒー豆は、どのロットも透明感があります。
その結果、ご覧の通り、毎年カップオブエクセレンスに多数のロットが入賞しています。