このブログでは、店主が約10年間バリスタ大会の審査員として活動してきた中で、これからの未来あるバリスタの背中を押すきっかけになればとの思いから、日常の店舗運営と大会の両面での視点から綴っていきたいと思います。
多くのバリスタから
「大会は特別だから」
「普段の店舗とは違う」
「ハードル高すぎ」
など、近年のバリスタ大会のレベルの高さから及び腰になる声を多数お聞きします。確かに大会に出ること、そして上位に行くことは近年の日本のレベルの高さを考慮すると決して簡単ではありません。
ただし、大会に出ることと、その過程で得る学びは必ずや普段のバリスタ業務や、将来の開業などに大きな資産になるものだと断言します。なぜなら大会のルールが店舗運営をベースに考えられており、その内容を深く理解し実践することで
店舗運営、経営、自身の強み弱み、など多くの視点で客観的に自分を見つめ直すきっかけになるからです。
ここで先にお断りしておきます。
ここに記載している内容は、あくまで店主個人の見解であり、個別の競技会、主催団体や審査員としての立場、見解ではありません。この点はご理解くださいませ。
お読みいただく主な対象は
・バリスタを職業として志す方
・バリスタとして働いているが、もっと深く学んでみたい方
・バリスタ大会にチャレンジしたい方
・バリスタ大会にチャレンジしたけど思うような結果にならなかった方
を対象にしています。
では次回からは具体的にルールに沿って進んでいきます。