コロンビア南部でもっとも重要な産地 ウィラにあるビジャソフィア農園。
生産者のエルベル コルドバ ピアンバ氏は、義父から譲り受けた土地の一角で、当時一般的だったカツーラの栽培を15年前から始めました。
その後自らの土地を購入し、土壌作りからスタートし、ビジャ ソフィア農園を作り上げたそうです。当初は植樹する品種に悩みましたが、友人らの勧めもあり、さび病に強いハイブリッド品種を選択しました。
【ハイブリッド品種】
今回ご紹介している品種はF6と呼ばれるハイブリッド品種で、アラビカ種とロブスタ種の因子の掛け合わせです
F6はVariedad Colombiaとも呼ばれており、40年ほど前に開発された5世代にわたる繁殖と交配によって、作られたコロンビア固有の栽培品種です。
エルベル氏は品質に対しても強いこだわりを持っており、輸出業者主催のセミナーを頻繁に受講し、農業技師から生産処理法に関してアドバイスを受けたことで、カップクオリティを飛躍的に向上することに成功しました。
今後の目標は、スペシャルティコーヒーで得た利益を農園の設備投資に充て、より良いコーヒーを生産し、家族の暮らしを更に良くすることだそうです。
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