毎年、訪問しているホンジュラスのサンタバルバラ地区に位置するラ・レオナ農園。
生産者はホセ・マウリシオ・ティノコ・メヒア氏。
実はマウリシオ氏は先日まで販売していたピノ・デ・オロ農園の生産者である
エドガルド・ティノコ氏の息子です。
ピノ・デ・オロ農園は国際品評会常連農園であり、当店でも本当に人気のある豆でした。
そんな高品質なコーヒー豆を安定して生産するエドガルド・ティノコ氏が息子のためにと新たに拓いた農園がラ ・レオナ農園。
しかし急遽ラ・レオナ農園をご紹介することとなったのは、新型コロナウイルスの影響もありました。
ティノコファミリーのコーヒー豆を本来買い付けていたアメリカのロースターが新型コロナウイルスの影響で閉店。
そのため生豆の買い手が不在となったところを買い付けることとなりました。
この1年は大きな変化の年となり、私たちコーヒーショップはもとより、コーヒーの生豆一つとっても行方が変化する、そのような年になりました。
本来はアメリカに行くはずだったコーヒー豆が巡り巡って当店へ。
そんなストーリーを持ったこのコーヒーは納得の味わい。
サンタバルバラのテロワールを強く感じます。
アップルやブラックベリー、アプリコットのような厚みのある酸。
またドライフルーツのような凝縮されたような甘さが印象的です。
軽すぎず、重たすぎない味わいはオールタイム楽しめます。
迷ったときはこのコーヒー。間違い無いですね。
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