2020年のCOE(Cup of Excellence)は、エチオピアでの初開催ということで大きな話題を呼びました。
また、今回は新型コロナウィルスが拡大する中での開催ということで審査委員が集まることが難しく、リモートで行われました。
エチオピアはこれまで、コーヒーの輸出を政府の機関ECX(Ethiopia Commodity Exchange)によって管理されており、個人の農園やウォッシングステーションから直接取引することが難しい状況でした。しかし、2018年にこの条件が緩和されたことが、COE初開催に至った一つの要因ではないかと言われています。
COEが開催されたことによって、今後エチオピアのコーヒーを取り巻く環境がどのように変化するのか大注目です。
そんな記念すべき第一回大会で28位に輝いたカシム・ケロ・バティ氏の農園のコーヒーをご紹介することができました!
カシム・ケロ・バティ氏は1987年に、西アルシ、ネセボウォレダ、ハベラケベレ、オロミアの4.5ヘクタールの土地でコーヒー農園を始めました。
これまでは生産したコーヒーを地元で販売していましたが、高品質なコーヒーを生産しても正当に評価されず低価格で取引されていたそうです。今回COEに入賞したことで初めて、品質に見合った正当な評価がされたのでしょう。
カシム・ケロ・バティ氏のコーヒーは、ナチュラルとは思えないような透明感で、レーズンのような甘さとレモンティーのような爽やかさを持ち合わせた素晴らしいコーヒーです!
限定発売ですので、貴重なこの機会をお見逃しなく!